福ちゃん、がんばる! - おばんさい野のBlog

福ちゃん、がんばる!

毎月一回、広島県・神石町の養鶏家から“しゃも地鶏”を送ってもらっています。これがまた、一羽丸のままの状態なんです。もちろん羽と内臓はないです・・・

私も見よう見まねで、四苦八苦しながら鶏をさばいていたのですが、な、な、なんと、お手伝いの福ちゃんが鶏をさばけることが分かって、以来お任せしてます。

福ちゃんは、若い頃、農協に勤めていて、いろんな部署にまわされるうち、クリスマスのローストチキンの需要期にブロイラーをさばく部署に配属され、技術を習得したそう。「あの頃はうら若きオンナノコなもんで嫌だなって思っていたけど、まさか今になって役立つなんて、うれしい」と福ちゃん。でもね、これってすごいことだと思いませんか?魚もさばけない主婦だって多いのよ。なのに、鶏がさばけるのよ。もも肉、胸肉、ささ身、手羽元、手羽先に皮と鶏がら。ありがとう、すべて使いきりますよ!!

しゃも地鶏をさばく福ちゃんです。

姐御、オジサンも鶏、下ろせまっせ。 スミちゃん | 10.05.22 00:12

遡及過去三十年
大阪生野過青春
東部市場鶏解体
早朝二時半睡眠

過去二遡及スルコト、三十年
大阪、生野二、青春ヲ過ゴス
東部市場、鶏、解体
早朝二時、半睡眠

オジサンも鶏、解体できまっせ。

昔々、その昔。あるところにオジサンがいました。

パリへ行きたくて、金を貯めるために大阪の市場で早朝2時から鶏の解体をやりました。

その時に鶏解体用の包丁の研ぎ方、鶏解体の仕方を親方に教えてもらい、モモ肉、手羽肉、手羽先、手羽元、ささ身に下ろしてました。

長いこと鶏を下ろしてないけど、包丁の先を骨の付け根のどこに当てるかは、覚えてます。

関節の間に包丁の先を当てるだけで、一羽がきれいにガラになるから、不思議です。

最後にガラの首からセセリを取っておしまい。焼き鳥には、このセセリが一番美味しいと思います。

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