深夜の野のです・・・ - おばんさい野のBlog

深夜の野のです・・・

深夜の「野の」に集う人々・・・

今日は、ほぼ毎日来るM氏、人参農家のT氏とその女友達。大人の時間の終幕はもうすぐ・・・

三ヶ月があっという間に過ぎました。明日から四月。新年度。入学式。新しいという時間のサイクルは、ちょっと前の新年だったけれど、この時期も"新しい"という感覚を自覚します。

今日ね、久しぶりに町のCDショップに行きました。U2の「POP」がな、なんと300円!シンプリーレッドのグレイテストヒッツが二枚組で1250円、それにジョン・メイヤーのニューアルバム(輸入版)をゲット。午後の仕込みの時間は至福のひと時。音の洪水の中で仕事しました。音楽ってホントにいいですね・・・これって水野晴朗?

 

妖怪徘徊欧州圏 スミちゃん | 10.04.01 07:56

妖怪徘徊欧州圏
散歩巡礼美術館
青色巨匠炎画家
失恋戦士紀行蘭

妖怪、徘徊ス、欧州圏
散歩、巡礼、美術館
青色巨匠(フェルメール)、炎画家(ゴッホ)
失恋戦士、蘭ヲ紀行セリ

ヨーロッパをひとつの妖怪が徘徊している。

フラレタリアという妖怪が。

ユーロ(独ではオイロ)とシェンゲン協定のおかげで徘徊しやすくなった。

ということで、
そろそろ、遊び納めをしなければと

やって来ました、蘭国。
アムステルダムは、今、真夜中であります。

30年ほど前にパリを目指したが、金もノウハウも知り合いも、また「地球の歩き方」もなく、やむ無く断念した。

20年くらい前にパリの美術館巡りをしたが、もうひとつの宝庫、オランダは、回ってなかった。

司馬遼「街道をゆく・オランダ紀行」に刺激を受けて、ゴッホとフェルメール巡礼であります。


星空のテラス
これは、5年前に北の丸公園の国立近代美術館で開催したゴッホ展で見たけど、チケット買うだけで1時間、人、人、人で落ち着いて見えなかった。昼メシ抜き、たった15分でパァーッと回るしかなかったからなぁ。

やっぱり、本家本元で見るとすごい。吉永小百合がテラス前の右側に立ってないけど。

アルルの跳ね橋


糸杉のある道


ゴッホの殿堂・クレーラー・ミューラー美術館に来るなら、ゴッホの誕生日と決めていたので、突然、思い立って弾丸ツアーであります。

デ・ホーへ・フェルウェル国立公園の広大な林の中に建つクレーラー・ミューラー国立美術館、ホンマいい美術館でした。


もっと早くに思い立つべきだったが、直前になってバタバタと。

H.I.Sの可愛いお姉さんにアレコレと無理難題を頼んで
やっと、格安航空券を手に入れました。

岡山発、仁川乗り継ぎの大韓航空で春先料金のパリやローマ便は、空き、ないよねぇ、今更。
フランクフルトでもええけど。

お調べしてみますね。
カチャカチャ、カチャカチャ、カチャカチャ。

(いとも簡単に)
どこも空き、ありませんね。直前ですから、人気の便は、どことも満席で埋まってますね、春先料金のお席は。

やっぱり。直前じゃもんなぁ。
ほんなら、マドリードとか、ミラノ、ベルン、チューリッヒ、どこでもええから、とりあえず、ヨーロッパで探してみてえ。

お調べしてみますね。
カチャカチャ、カチャカチャ、カチャカチャ。

ありませんねえ、やっぱり。ビジネス・クラスとか普通のエコノミー席なら取れますが、

そりゃぁ、いけん。春先料金でねえと。中欧なら、でぇーなじゃろうか?
ウィーンとか、仁川から飛びょーらんのかなあ?

はい、分かりました。
カチャカチャ、カチャカチャ、カチャカチャ、カチャカチャ、延々。

お客さま、入りがウィーンで、帰りがプラハなら、春先料金の航空券、確保できますけど。

今なら、燃油サーチャージ、8,500円安く発券できますが。

えっ、プラハ?!
行けるかなあ。チェコ語、ドイツ語の親戚じゃろか?

英語表記、増えていると思いますよ。EUに加盟して。

シェンゲン協定も加盟しとるかなぁ。チェコ。
プラハ、って、ミュンヘンかニュールンベルク辺りから、入れるん?
ポーランド、抜けにゃぁ、入れんのかなあ?

ポーランドの南側だから、南ドイツから行けると思いますが、
(地図を持ってきて)
鉄道なら、ウィーンからが一番、便利のようですね。そんなに、大きな街じゃないから、空港は遠くないと思います。

お姉さん、プラハ、行ったことあるん?

いいえ、行ったことありませんが。

というような、珍問答の末に、やっと手に入れた格安航空券。

ウィーンに入って、脇目も振らず一路、アムステルダムへ鉄っちゃん。ICE(ドイツ高速鉄道)を乗り継いだが、なかなか、遠かった。

ミュンヘン、フランクフルト、ケルンを素通りして、アムステルダムへ。

ミュンヘン、フランクフルトは、6年前に立ち寄ったから、諦めようがあるものの、ケルンは、大聖堂を見たかったなあ。

明日は、デン・ハーグへ移動して、マウリッツハイス美術館でフェルメールを堪能しようかと。

青いターバンの少女
(真珠の耳飾りの少女)

デルフトの眺望

その後、赤色タリスでパリ北駅へ

ルーブル美術館が大規模な配置変えして、ミロのビーナスをピラミッドの入口から近いノドン翼の2階北側へ移動しているらしいから、眺めてこようかと。

オルセーの北にオープンしているアフリカ美術研究所も評判がいいので、寄ってみようとも。

その後は、その日の天気と気分しだい。南下してアルルへ。

風まかせでウロウロして、

最後は、プラハの春を潰すためワルシャワ条約機構軍が戦車を集結させたヴァツーラフ広場辺りを徘徊してこようかと。

ここは、ビロード革命の舞台であるとともに、オバマ大統領が核兵器廃絶を目指すプラハ演説を行なった意義深い場所でもあり、楽しみにしています。

タイトル
お名前 :

コメントは確認後の掲載となります。ご了承ください。

トラックバックURL