料理 - おばんさい野のBlog

今日はゆっくり・・・

庭のドクダミの花が開きました。八重咲きで可愛いの。サツキバイもいっぱい蕾を付けて白い可憐な花を開花。この時期の花は白い色が多いような気がします。今日はゆっくり月曜かな・・・

このところ、ほとんど毎日作っている魚の南蛮漬け。今日はサヨリで。

 

今朝のこと、お客さまのすみちゃんが落合の実家の裏山で採ってきてくれたヤマブキやらなんやらを差し入れてくれてました。佃煮にしようか、フキのお寿司もいいなあ・・・考え中。

 

福ちゃん、がんばる!

毎月一回、広島県・神石町の養鶏家から“しゃも地鶏”を送ってもらっています。これがまた、一羽丸のままの状態なんです。もちろん羽と内臓はないです・・・

私も見よう見まねで、四苦八苦しながら鶏をさばいていたのですが、な、な、なんと、お手伝いの福ちゃんが鶏をさばけることが分かって、以来お任せしてます。

福ちゃんは、若い頃、農協に勤めていて、いろんな部署にまわされるうち、クリスマスのローストチキンの需要期にブロイラーをさばく部署に配属され、技術を習得したそう。「あの頃はうら若きオンナノコなもんで嫌だなって思っていたけど、まさか今になって役立つなんて、うれしい」と福ちゃん。でもね、これってすごいことだと思いませんか?魚もさばけない主婦だって多いのよ。なのに、鶏がさばけるのよ。もも肉、胸肉、ささ身、手羽元、手羽先に皮と鶏がら。ありがとう、すべて使いきりますよ!!

しゃも地鶏をさばく福ちゃんです。

・・・

今日は土曜日。早々と用意できたけれど、電話が鳴らない。

お殿様、これでご勘弁を・・・というわけではありませんが、ヒロウス大量に作っちゃったわけです。売れ残ったらどうしよう・・・そんな弱気ではダメですね!

 このアスパラガス、見事でしょ。フライにすると美味しいんです。

最初のお客さまが来られました。お遊びはこの辺で・・・

青いパパイヤ

昨年六月に石垣島に移住した娘が、五ヶ月になった娘と共に一昨昨日、倉敷に帰ってきました。背中には大きなデイパック、胸には娘の燕(えん)ちゃん、カートにはだんなさんが育てている珍しい野菜の数々を詰め込んで・・・・石垣でゆったり子育てを楽しんでいる、長閑に生きている娘の今の姿に胸が熱くなった次第です。

初めて見る青いパパイヤ。石垣では、もっぱらパパイヤは青いうちに野菜として調理するそうです。ツナとササッと炒めたり、それをポン酢和えにしたり。私も初パパイヤ料理を試してみました。結構いけます。タイサラダにも青パパイヤを使うのでいつか料理してみようと思ってます。

 

 

焼き野菜の和風マリネ

焼き野菜の和風マリネを作りました。マリネって、普通は酢に漬けたものを連想してしまうのですが、要するに漬け込んだものがマリネであるわけです。そう考えると焼きなすも立派なマリネなんですよね。で、「野の」では焼き野菜や揚げ野菜をお出汁や甘酢に漬けてお出ししています。気に入ってもらえたらうれしいです・・・

 

 

ところで、今日はエイプリルフールなんですよ。今日だけ許される嘘を朝からずっと考えてたんだけど、思いつかない。誰か気の利いたエイプリルフールを私に囁いてよね。

 

今日のおばんさい・・・どすえ~

ごぼう軸とアゲの煮物

 葉ごぼうが出回ってきました。軸も根もさらに葉っぱも食べられるんですって。そうか、葉っぱはいつも捨ててた。知らなかった・・・葉っぱの部分は佃煮にするといいとか。ごぼう軸はたいてい、アゲと油炒め煮にするのだけれど、かき揚げや白和え、酢味噌和えなどでも美味しいそう。明日は違った調理法で試してみよう・・・

ウドのキンピラ

ウドも栽培物ですが、よくスーパーの店頭に並んでいます。太い部分はお出汁で煮物にして、皮の部分はキンピラにしてみました。これがけっこういける。うちで出しているご飯は七分搗きなんですが、少し固めのご飯にキンピラはよくあいます。 

二ール・ヤングの「Harvest」を聴きながら今日の締めくくり・・・

 

深夜につまみ食い

今ね、春キャベツとオイル漬けマグロのパスタを作ったの・・・こんな深夜に食べてくれる人もいないから自分で味見。キャベツをもっと茹でて和えたほうがよかったのかな~。個人的にはキャベツはシャキシャキがいいな。いつもトマトパスタばかりなので、これもメニューに加えよう・・・

ちらっと見えてるお皿は、今では廃盤になってしまった高島屋オリジナルのお皿。絵柄はドイツの銘陶マイセンに似た感じで上品です。

ゆったり「野の」・・・

ゆったり「野の」なんで、ブログ更新中。

お客さまのすみちゃんにいただいたウドナで今日は白和えを作りました。ウドナは、この時期に芽吹いてくる山菜で独特の香りが特徴。すみちゃん曰く子どもの頃はちっとも美味しいとは感じなかったそうですが、お酒を飲むようになって、ウドナを春の美味しい味覚としてとらえられるようになったとか。そうなんです。お酒に合う食材なんです。天ぷらはもちろん酢味噌和えにしても美味しい。

それから、山手の直売所で肉厚のシイタケを買ったので、味噌で煮込んでみました。名づけて「しいたけの田舎煮」。これもけっこういけます。

今年お初です

 山手の直売所に行ってきました。新鮮でどれも美味しそう。この前買ったキャベツ系の野菜の名前も判明。今日はちゃんと「プチベール」と表示してありました。

真備町の筍も出てましたよ。早速買い求めて今、茹でているところ。掘りたてなので柔らかく、あくも少ない。すぐに使えるから今晩のメニューに追加しちゃおう。

春はつくしの卵とじ

商店街でつくしを売ってるおじちゃん発見。思わず買ってしまいました。が、後が大変なんですよね、つくしは。はかまを取る作業がね。どうにかこうにか・・・っていうかヤケッパチではかまを取り、茹でて水にさらし、月曜日に備えることに。

つくし料理の王道はなんといっても卵とじだと思いますが、いかがでしょう。お出汁は入れないで、砂糖と味醂、醤油だけで煮て卵でとじるだけ。熱いうちに食べるのでなく、冷えたのがいい。それを熱々ご飯か、またはお茶かけご飯と共に供するのです。もちろん、酒のアテにもよろしい。つくしの頭の部分のほろ苦さがたまらない!!

つくしの卵とじは春の母の味。兄弟や友達と競い合って摘んだつくしを前に子どもたちに課せられた仕事は、はかま取り作業でした。籠にどっさり山盛りだったつくしも、茹でればほんのわずかな量。それを母さんがサササッと煮炊きしてくれて、その日の晩ご飯の立派な一品に。月曜日はその味を再現!!